宿坊舌料理鼓にテングサから作られる寒天は、低カロリーで、また食物繊維が豊富なことから身体にうれしい健康食品として名高い。 端場坊では、寒天を使った自家製の「ところてん」が夏のお膳に並ぶのだそう。 水に寒天を加えて煮立たせて冷やし固め「天つき」と呼ばれる道具を使って押し出し麺状にする。これに、昆布からとった出汁と酢・醤油・砂糖を合わせたタレをかけ、青海苔と白ごまを散らした。つるんとした喉ごしの寒天と、さっぱりとした酢醤油は、食欲が落ちてしまう夏場でもするすると喉を通るだろう。端場坊がある東谷には、かつて茶 店があり、そこで提供されていた「ところてん」が絶品だったのだとか。これを懐かしんだ住職が数十年ぶりに復活させた。夏の暑さを忘れるにはぴったりの身延の新名物だ。―端場坊―☎0556-62-0777〒409-2524山梨県南巨摩郡身延町身延3493一泊二食付き 12,000円（税込み）～―ところてん―本文読み上げ
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