―おはぎ―宿坊舌料理鼓に赤味を帯びた色合いの小豆は、魔除けの力があると古くから信じられ、日本の行事食には欠かせない食材の一つとなっている。お隣の中国や韓国でも、同じ理由で行事の際に小豆が食べられているとか。 大善坊では、小豆餡やきな粉などを使った三種のおはぎを頂ける。 ベースとなる「半殺し」には、うるち米や餅米、さらに雑穀をブレンドしている。雑穀特有の風味や、プチっとはじける黒米の食感が斬新だ。味の決め手となる餡は、小豆を煮込む際にシナモンスティックを加えており、コーヒーにも合うようなエキゾチックな風味に。その他、きな粉やすり胡麻をまぶしたバラエティに富んだおはぎを楽しむことができる。秋や春の彼岸の時期には宿泊客にお茶菓子として必ず提供されているという。味は勿論、見た目も愛らしい、大善坊の名物だ。―大善坊―☎0556-62-0056〒409-2524山梨県南巨摩郡身延町身延3513一泊二食付き 11,000円（税込み） ※団体料金応相談本文読み上げ
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