月刊教報 みのぶ誌 2024年8月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

「持田日勇法主猊下晋山奉告式」展 2024年6月14日
 本堂地階宝物館ロビーに於いて、2024年6月14日より30日まで、「持田日勇法主猊下晋山奉告式」展が開催された。

身延山開創会 2024年6月15日~17日
 6月15日と17日の2日、本堂に於いて、午前10時より読誦会が、午後1時より15日・浜島典彦総務導師、17日・持田日勇法主猊下大導師のもと、支院各聖、執事が副導師として列座し、支院各聖、在院生、僧道実修生が式衆として出仕し、第751回身延山開創会が執り行われた。
 法要終了後には本堂高座に於いて、15日・池上要靖庶務部長、17日・塚本智秀身延山布教師による御代講が行われた。
 また、17日午前10時より、山本是温輪番事務長・法務部次長導師のもと、在院生が出仕して、五重塔開扉式が執り行われ、午後2時まで開扉が行われた。

身延山本願人会・ロータス会総会 2024年6月15日
 午後2時より身延山本願人会総会が、午後3時よりロータス会総会が新書院に於いて行われた。
 本願人会総会では、令和5年度事業報告及び収支決算報告、令和5年度監査報告、令和6年度事業計画案及び予算案、身延山本願人会本部役員改選等の審議が行われた。
 最後に持田日勇法主猊下が挨拶をされ、閉式となった。
 続いて、ロータス会総会が行われ、理事長の浜島総務出席のもと、スリランカ別院、コロンボ支院の現状報告等が行われた。
 総会終了後、午後4時より仏殿納牌堂に於いて、浜島総務導師のもと、青山法務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生が出仕して、身延山本願人会物故者慰霊法要が執り行われた。

身延山開創会御入山行列・御草庵大法要 2024年6月16日
 午前9時より、身延山開創会御入山行列・御草庵大法要が執り行われた。
 総門茶屋に於いて、浜島総務導師のもと、望月一老職、御草庵大法要へ出仕する支院各聖が参列して、法味を言上した。総門から三門までの道のりを鎌倉武士やお万の方等、日蓮聖人ゆかりの信者に扮した参加者が練り歩いた。
 三門では浜島総務導師のもと法味を言上した後、再び御廟所常唱殿を目指して行列した。
 その後、御廟所御草庵跡に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、望月一老職、浜島総務が副導師として列座し、支院各聖が出仕して、御草庵大法要が執り行われた。法味を言上した後、山梨県第一部和讃信行会による和讃の奉詠が行われた。
 法要終了後には、御廟所常唱殿に於いて、豊田布教部長による御代講が行われた。
 続いて午後1時半より、身延山開創会実行委員会主催の「講談・落語演芸会」が行われ、一龍斎貞鏡師匠による講談「日蓮聖人一代記」、柳家小傳次師匠による落語が行われ、多くの聴聞者で賑わった。

祖山讃仰会位牌開眼法要 2024年6月18日
 午前10時より御真骨堂下長廊下に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務はじめ身延山各執事が副導師として列座し、院内修法師4名が出仕して、祖山讃仰会位牌開眼法要が執り行われた。
 法味を言上した後、松本共栄部長が修法導師を務め、木剣加持が修された。
 祖山讃仰会は平成28年に全国の日蓮宗寺院、教会、結社の皆さまに祖山の財政支援を募る制度として設立され、令和3年からは、一般法人・一般企業の入会を受け付けている。

身延山参与・祖山常置会常任議員会 2024年6月18日
 午後1時より新書院に於いて、持田日勇法主猊下御臨場のもと、身延山参与・祖山常置会常任議員会が行われた。まず、持田法主猊下、続いて参与を代表して小埜栄裕師が挨拶された。
 その後、令和5年度宗教法人身延山久遠寺決算並びに身延山久遠寺報恩記念事業決算・監査報告について審議が行われた。

日蓮門下連合会身延理事会 2024年6月19日
 日蓮聖人門下連合会に加盟する各宗各派の代表者が来山し、御廟所拝殿に於いて、田中恵紳日蓮宗宗務総長導師のもと、法味を言上した。
 その後、本院に場所を移し、諸堂を参拝した後、午後2時より報恩の間に於いて、日蓮聖人門下連合会身延理事会が行われた。

身延山高校誓願法要 2024年6月20日
 午前10時半より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、身延山高校教職員と全校生徒が参列して、身延山高校誓願法要が執り行われた。
 生徒は開式に先立ち、一人ずつ自身の誓願を記した短冊を御宝前に納めた。
 法味を言上した後、生徒を代表して、小林久遠君が各々の誓願成就に向け、行学二道に精進していくことを日蓮聖人に誓った。

「世界難民の日」ブルーライトアップ 2024年6月20日
 「世界難民の日」ブルーライトアップが行われた。
 この取り組みは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が国連の定める6月20日「世界難民の日」に、難民問題の課題解決に向け、各地のシンボルをUNHCRカラーのブルーに照らし、難民問題への理解と支援を呼び掛けるものである。
 身延山久遠寺もこの取り組みに参加し、三門をライトアップした。

住職担任認証式 2024年6月21日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首大導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、宗務院より畑教務部長が列座し、浜島総務が参列して、住職担任認証式が執り行われた。
 法味を言上した後、菅野管長より新住職担任一人一人に認証書が親授された。その後、新住職担任の代表者より、署名簿の奉奠と宣誓が述べられ、行学二道に励み、信徒の教化育成に努力することを誓った。

西安・草堂寺と天台山参拝の旅 2024年6月24日~28日
 日蓮宗國際佛教親交会主催の「西安・草堂寺と天台山参拝の旅」が行われた。

墨龍御朱印帳開眼供養 2024年6月27日
 午前11時より本堂に於いて、院内修法師が出仕して、墨龍御朱印帳開眼供養の木剣加持が修された。
 この墨龍御朱印帳は久遠寺限定のもので、境内札所にて販売されている。

日蓮宗山静教区布教講習会 2024年6月27日
 午後1時半より報恩の間に於いて、令和6年度日蓮宗山静教区布教講習会が行われた。
 豊田布教部長を講師に「言説布教の実践」と題して講義が行われた。

第二期信行道場修了・教師認証式 2024年6月30日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第二期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、修了式と教師認証式で導師が入れ替わる変則的な式となった。
 信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、道場主幹浜島総務が参列して、池上庶務部長、長谷川財務部長、松本共栄部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第二期信行道場修了式が執り行われた。
 法味を言上した後、化主猊下から修了証が授与され、その後、訓諭を賜った。
 化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。
 菅野管長より認証書や記念品が授与された。

「身延山と神々」展記念講演 2024年6月30日
 午後2時より報恩の間に於いて、身延山大学附属図書館と身延山宝物館との合同企画展「身延山と神々」の記念講演が、望月真澄身延山大学特任教授により「日蓮宗の守護神とその信仰」と題して行われた。

富士山経ヶ岳大祭 2024年7月3日
 正午より、富士山経ヶ岳常唱殿に於いて、豊田布教部長導師のもと、院内修法師が出仕して、富士山経ヶ岳大祭立正安国世界平和祈願法要が執り行われた。

宿坊料理に舌鼓

お膝元を歩く

教箋

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