月刊教報 みのぶ誌 2024年11月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

第三期信行道場修了・教師認証式 2024年9月11日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第三期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、修了式と教師認証式で導師が入れ替わる変則的な式となった。
 信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、池上庶務部長、長谷川財務部長、山本輪番事務長・法務部次長、宗務院より川久保教務部長が列座し、道場主幹浜島総務が参列して、第三期信行道場修了式が執り行われた。
 法味を言上した後、化主猊下から修了証が授与され、道場生代表が謝辞を述べた。その後、化主猊下より、訓諭を賜った。
 化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。道場生代表による宣誓が行われ、菅野管長より新たに教師となった道場生に認証書や記念品が授与された。その後、菅野管長から訓諭を賜り、川久保教務部長が挨拶を述べ、閉式となった。
 式終了後、本堂前に於いて、菅野管長を囲み記念撮影が行われた。

奥之院思親閣大祭龍口御法難会 2024年9月12日
 午前11時より奥之院思親閣祖師堂に於いて、浜島総務導師のもと、望月一老職、下里奥之院思親閣別当が副導師として列座し、山内支院各聖が出仕して奥之院思親閣大祭龍口御法難会が執り行われた。
 法要後、下里別当が修法導師を務め、御宝前法楽、大衆法楽加持が修された。法要に参列した方々は、修法師より撰経を身体に当てられ、その功徳を頂いた。
 法要に先立ち、午前10時20分より雲澤寺住職吉村光翔師による法話が「毎自の悲願」~仏さまと日蓮聖人の切なる思い~と題して行われた。

龍口御法難会 2024年9月12日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、青山法務部長導師のもと、池上庶務部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、龍口御法難会が執り行われた。
 龍口御法難は、文永8年(1271)9月12日、日蓮聖人が鎌倉幕府や諸宗を批判したとして幕府に捕らえられ、佐渡へ流罪にされる途中の龍ノ口の刑場に引き出され、斬首されそうになったことをいう。日蓮聖人の被った法難の中でも最大のものであり、日蓮聖人のみならず多くの弟子・檀越にも弾圧が加えられた。
 法要後には、川名義博身延山布教師による法話が行われた。

身延山霊宝展 2024年9月13日
 本堂地階宝物館に於いて、令和6年9月13日より令和7年2月4日まで、身延山霊宝展が開催されている。
 この展示では身延文庫に収蔵される室町時代から明治の狩野派の絵画を中心に霊宝を紹介している。

上ノ山八幡社大祭 2024年9月15日
 午後1時より上ノ山八幡社に於いて、松本共栄部長導師のもと法務部員が出仕し、八幡社の氏子各位が参列して、上ノ山八幡社大祭法要が執り行われた。
 この大祭は毎年、身延山内の五地区(清住町・上町・仲町・橘町・元町)が当番制で祭祀を執り行っており、今年は元町が氏子として担当した。

祖山讃仰会寺院先師法要 2024年9月16日
 午前11時より仏殿納牌堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、祖山讃仰会寺院先師法要が執り行われた。
 法要後、浜島総務が挨拶に立ち、讃仰会の皆さまに、身延山への物心両面でのお力添えに感謝の意をあらわした。
 祖山讃仰会は、平成28年に全国の日蓮宗寺院、教会、結社の皆さまに祖山の財政支援を募る制度として設立され、令和3年からは、一般法人の入会を受け付けている。

共栄運動発足五周年記念大会 2024年9月16日
 午後1時より本堂に於いて、共栄運動発足五周年記念大会が執り行われた。

本妙庵大祭 2024年9月17日
 午前10時より本妙庵に於いて、青山法務部長導師のもと、法務部員が出仕して、本妙庵大祭が執り行われた。
 本妙庵とは、本妙日臨上人ゆかりの霊地である。日臨上人は寛政5年(1793)、江戸に生まれた。19歳で出家し、文化11年(1814)、甲斐雨畑の山中に籠もり、七日七夜の唱題三昧を修し、大悟を得たという。このころより本妙と名乗り、文政3年(1820)、身延波木井の山中に醒悟園(本妙庵)を開いた。その門下には、優陀那日輝師をはじめ多数の人材が出ている。

七面山大祭 2024年9月18日~19日
 七面山敬慎院に於いて、七面山大祭が執り行われた。
 18日は、午後6時半より敬慎院前庭に於いて、身延万灯講による万灯奉納式が行われた。午後8時より浜島総務導師のもと、小松七面山敬慎院別当、支院各聖が副導師として列座し、支院各聖並びに七面山有縁の諸師が出仕して、七面山大祭法要が執り行われた。
 法要後には、御宝前法楽、大衆法楽加持が修され、恒例の福捲きが行われた。
 翌19日、午前4時より浜島総務導師のもと、七面山開闢法要が執り行われた。
 式中、浜島総務により表白文が奉読され、多くの参詣者とともに七面大明神への報恩の祈りが捧げられた。
 法要後、浜島総務は小松別当案内のもと、七面山敬慎院報恩事業、本殿の屋根改修工事の進捗状況を視察した。この他、本殿基礎改修、その他諸施設改修整備を予定しており、皆さまからの御寄進をお願いしている。

秋季彼岸施餓鬼会 2024年9月22日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、青山法務部長導師のもと、池上庶務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、秋季彼岸施餓鬼会が執り行われた。
 式衆が入堂し、導師を務めた青山部長は御宝前への焼香を施し、堂内に起てられた卒塔婆に向け灑水供養を施した。
 法要が進み自我偈の訓読が始まると式衆が行道し、施餓鬼壇を三匝し、立幡・灑水・焼香を行った。
 最後に、全国から供養のお申し込みを頂いた諸霊位を読み上げ、追善の祈りを捧げた。

身延山篤信位会・身延山先達特別修行 2024年9月27日~30日
 9月27日から30日までの4日間、信徒研修道場に於いて、身延山篤信位会・身延山先達特別修行が行われた。
 本年は篤信位会から2名、身延山先達から14名が参加した。
 参加者は法華経講義、水行、読誦行、祈祷会、施餓鬼法要、輪番奉仕など様々な修行に勤しんだ。

女子僧道実修生入場式 2024年10月1日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、僧道実修生が出仕して、第四期女子僧道実修生入場式が執り行われた。

小倉百人一首かるた大会山梨県予選 2024年10月5日
 午前9時過ぎより大客殿に於いて、関東地区高等学校小倉百人一首かるた大会山梨県予選が行われた。上位8名が横浜市で開催される関東大会に出場する。

第7回身延山小学生絵画コンテスト授賞式 2024年10月6日
 午前11時より本堂地階宝物館ロビーに於いて、第7回身延山小学生絵画コンテスト授賞式が行われた。
 今年は、57件の応募があり、栄えある法主賞に輝いたのは、松田歩夢さん作の「樹齢400年のしだれ桜」となった。
 応募作品は11月30日まで宝物館ロビーに展示される。

宿坊料理に舌鼓

お膝元を歩く

教箋

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