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七面山別当より
別当 長谷川 寛清
七面山大祭への思い(みのぶ誌2012年9月号より)
別当として、いよいよ3度目の大祭を迎える時期となりました。715年前、七面山に六老僧の日朗上人と南部実長公が登詣され、一之池にて七面大明神をお祀りしたのが9月19日であります。以来、法華経の行者を守護するとの七面大明神のご誓願とご威光は変わることなく、700年に亘り七面山大祭が行われ、人々の祈りがささげられてきました。この9月18日から19日にかけての大祭は、夜を徹して七面大明神のお力を頂ける特別な日であります。18日は読誦会に始まり、万灯講の奉納、法主猊下御名代の井上総務様大導師の大祭法要、法楽加持、通夜説教と19日早朝まで行事が続きます。殊に今回は、「身延鑑」の七面山のくだりをプロフェッショナルの方に朗読して頂き、往時に思いを馳せたいと考えています。
およそ法華経に縁ある皆様は、身延鑑の時代はもとより、先祖代々何らかの形で七面大明神に守護されてきた深い繋がりを持つ方々であると信じるものです。七面大明神は、法華経の信徒一人一人に等しくご分体を遣わして守って下さっています。たとえ初めての七面山参拝の方でも、何か魂の故郷に来たように、七面山で元気になる方が沢山いらっしゃいます。七面山がパワースポットと言われるのは、信徒の皆様の登詣と共に、それぞれの七面大明神のご分体が、七面山にお帰りになり、本殿の七面大明神ご本体より新たなお力を得ているからだと思われてなりません。
七面山の大祭に信徒の方々が集うことは、そのまま皆様をご守護される七面大明神のご分体が、こぞって最も相応しい日に故郷に里帰りされることであります。必ずやこの厳しい時代を乗り越える活力を頂けるものと信じます。皆様のご登詣をお待ちしております。
※ご登詣・参籠のお問い合わせ
七面山敬慎院
電話 0556−45−2551