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七面山別当より
別当 望月 浄教
謹んで新年のご祝詞を申し上げます(みのぶ誌2014年1月号より)
旧年中は、ひとかたならぬご厚情を賜り心より御礼申し上げます。
七面山には、あらゆる信仰の姿があります。七面大明神に現世の利益を祈り、子供たちの繁栄を祈り、自身の因縁の消滅と父母先祖への感謝の供養を願う祈り、あるいは、お池の龍神信仰、霊峰富士山からの御来光への信仰、そして、参道五十丁を唱題登詣する苦行などです。
七面山における信仰は、お山全体が御神体と考えられ、数多くの伝説と口伝、神秘の水と光でかこまれた豊かな大自然の中で守られてまいりました。また、南麓白糸の滝、北麓神通坊からの山頂七面山本社までたどり着く険しい参詣の道は、覚悟を必要とする法華経・御題目の修行の道場であります。
七面山に法務する私たち、登詣する皆様、それぞれの心に願い、祈りを込め、法華経を信じ、御題目をお唱え念じ、七面大明神に導かれながら己自身の心身を苦しめ、磨きながら参道を歩みます。修行を志す皆様はもちろんのこと、参道を守る神力坊、肝心坊、中適坊、晴雲坊などの坊守の皆様も、登詣修行する人々を支え、共に七面大明神に導かれているのです。
七面大明神のまします摩尼珠之嶺山頂へ登詣する苦しい修行、七面大明神に額づくお開帳式を重ねることによって、それぞれの人生で背負ってしまった因縁を消滅し、心身の安らぎ、人生の安泰を求めることができると信じております。
日々、末法総鎮守七面大明神の御威光倍増を祈念し、登詣修行の皆様のご修行のお手伝いを少しでも出来ますよう執事、山務員一同考えてまいります。
摩尼珠之嶺七面山山頂より、七面大明神の御加護のもと、皆様の益々の御隆昌を心より祈念申し上げ、新春のご挨拶といたします。
合掌九拝
※参籠修行・お開帳・各種祈願回向・本願人制度等のお問合せ
七面山敬慎院
電話 0556−45−2551