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別当 望月 浄教
七面山本殿荘厳、並びに格天井修復報恩事業にあたり(みのぶ誌2014年5月号より)
七面山開創以来700年以上、七面大明神は多くの法華経の御信徒の方々を迎え、ご利益を与え続けて下さっております。
特に230年前に再建された本殿は、その荘厳さから、登詣修行をされた方にその有り難さを示しておられるのです。
しかし今日に至るまでの、薫香の煤や湿気といった諸々の要因から、内陣装飾はすっかりその姿を変えてしまいました。壁画はひび割れ剥離し、天井を彩っていた華や天女は煤けてその姿を拝することすら困難です。
このような現状に於きまして、七面大明神のご威光が永世に輝かんことを祈念して、この度七面山本殿荘厳、並びに格天井修復の報恩事業を発願した次第でございます。
建立当時の本殿が再現されたならば、それは正に法華経如来寿量品第十六の「我此土安穏 天人常充満」の仏世界が具現されることだと信じております。光り輝く本殿の中に天女が舞い法華経を称え、天井には種々様々の華が彩られ、そしてその中心に七面大明神が鎮座されるのです。その姿はきっとご信徒の方々に感動を与え、益々のご威光を表されることでしょう。
これから修復工事完成までのあいだ、ご信徒の方々には何かとご迷惑をおかけすることになるかと存じますが、何卒ご理解頂ますよう宜しくお願い申し上げます。
本殿荘厳、並びに格天井修復の報恩事業をさせて頂くことは大変有り難く、また同時にその重責を改めて覚悟しておる次第です。山務員一同、七面大明神のご威光が未来永劫、一人でも多くの方に広がりますよう、精進を重ねて参ります。何卒報恩事業へのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
合掌九拝
※参籠修行・お開帳・各種祈願回向・本願人制度等のお問合せ
七面山敬慎院
電話 0556−45−2551