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七面山別当より
別当 望月 浄教
新春のお慶びを申し上げます(みのぶ誌2016年1月号より)
旧年中は七面山に対しまして、ひとかたならぬご厚情を賜り真にありがとうございました。
おかげさまで、本殿荘厳・格天井修復の報恩事業も滞りなく進捗しており、昨年11月には宮殿も元の場所に戻り、彩色のための足場も一部外されております。これもひとえに遠近各地より御参詣下さいます、御寺院の皆様、御信徒の方々のお陰と、深く感謝しております。
七面山には多くの方が願いを持ち、七面大明神の加持力をもって、それを叶えて頂く為に登詣御修行されております。それは口には出せないことであったり、自らの力ではどうしようもない問題に直面して、なんとか七面大明神のお力に助けを求め、結果を求めて登ってこられるのだと拝察致します。そういった方々の思いの込められた、有難い浄財を元として報恩事業をさせて頂いております。だからこそ、宮殿が極彩色、金色の御堂となった暁には、七面大明神のお力は益々大きくなり、そのお姿をご覧になられる御信徒の方々の思いを聞き届けて頂けるのみならず、御一緒に登詣修行を頂いた御先祖様達にも御威光を降り注いで下さることでしょう。
参道50丁は決して楽な道ではありません。特にこれから七面山は厳寒を迎え参道は雪で覆われることとなり、かんじきやアイゼンを履き、杖をつきながら、一歩を踏みしめて登る姿は本当に尊い御修行の御姿です。そして雪道を歩くということは、先人の足跡が見えるということです。718年前から変わらずに続く足跡が、これからも永劫に絶えることが無いよう御祈念申し上げ、私共別当以下山務員一同、御信徒の皆様方の願いが成就する事を信じ、その御修行の一助となりますよう、一層の精進をして参ります。是非御参詣頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
九拝
※大祭・参籠修行・お開帳・各種祈願回向・本願人制度等のお問合せ
七面山敬慎院
電話 0556−45−2551