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七面山別当より
別当 望月 成浩
謹んで新年のご祝詞を申し上げます(みのぶ誌2018年1月号より)
昨年中は何かとお世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
早いもので、別当拝命より2度目の新年を迎えることが出来ました。
お陰様にて、七面山幣殿既存龍天井改修報恩事業・幣殿内荘厳改修事業も大過なく順調に進んでおります。
七面大明神への深い思いから、ご尽力下さった信徒の皆様に心から御礼申し上げますと共に、一層のご理解ご助力をお願い申し上げます。
一方昨年を振り返りますと、大規模火災・地震・火山噴火・九州豪雨・ヘリコプター墜落・数多くの弾道ミサイルの発射等数えればきりがない程の自然災害・事故・事件が重なった年でありました。
日本中の人々、また世界の人々にとってもこれからの生き方を考えさせる出来事もあったことでしょう。
七面山にご登詣される方々は、勿論七面大明神にご守護される人生を送りたいと願っておられます。
時代の大きな変化を感じる中で、改めて七面大明神にご守護を頂けるのは、法華経の教えの通り、目の前の困難を人のせいにせずに、自ら乗り越えていこうとする生き方であろうと思います。
私自身、昨年中はさまざまな出来事がありました。別当として責任を感じ、悩み苦しんだ時もありました。
しかしながら、七面大明神に守護される人生とは、ただ安穏な人生という意味ではないと感じております。
700年以上の間、困難な時程、七面大明神の威神力が増して、人々は七面山に登詣し、信仰の力で時代を切り開いて来たことと思います。
七面大明神に導かれながら自分自身の身体を鍛え、心を磨きながら参詣されることを願っております。
新しい年を迎え、七面山山頂より皆様の益々の御隆昌を心より御祈念申し上げ、新春の御挨拶といたします。
合掌
※参籠修行・お開帳・各種祈願回向・本願人制度・報恩事業・報恩写経等のお問合せ
七面山敬慎院
電話 0556−45−2551